コンテンツの開始

執筆要領 

掲載日:1998年3月1日
  1. ながれマルチメディアは「コンピュータ画面上で読む」ことを前提にしています。
    横幅800ドット程度のウィンドウで読むことを想定し、印刷しなくても読みやすいような配慮をお願いします。
  2. 本文の形式は HTML に限定しませんが、通常のブラウザ (MS-IE, Netscape など) と容易にかつ無料で入手できるプラグインで表示可能なものにしてください。
  3. 上記本文の形式にかかわらず、タイトル、著者名、アブストラクト、目次などを含む
    タイトルページは html で書いてください。英語のタイトルページを index.htm 日本語のタイトルページを index_ja.htm とし、トップディレクトリにおいてください。
  4. 本文中から直接他のサイトへリンクすることは避けてください。外部のURLを引用する場合は、参考文献として著者名などとともに URL を明記し、外部へのリンクであることがはっきりわかるようにしてください。
  5. CD-ROM に焼く都合上ファイル名は 8+3 の ISO9660 形式("a-z","0-9","_"(アンダースコア)のみでお願いします。また、公開サーバー上ではファイル名の大文字と小文字が区別されますが、CD-ROMでは区別がなくなりますので、ファイル名は全て小文字にしてください。
  6. CD-ROM で配布するため、 cgi は使えません。

読みやすい論文を書くためには、通常の印刷論文と多少異なった配慮が必要です。特に決まった方法はありませんが、「ながれマルチメディア98」を編集する際に、工夫した点や気がついた点を以下に列挙しますので、参考にしてください。

  1. 本文と付録を分ける。
    電子メディアの文章は、紙の文章に比べると「読み飛ばし」がしにくくなっています。そこで、詳しい説明は付録に回して、本文は論旨を説明するための必要最小限なものにとどめ、必要に応じて付録を読んでもらうようにすると良いでしょう。
  2. 本文は、学会の口頭発表のつもりで
    本文は「すべての人に最後まで読んでもらう」部分ですから、「タイトルに興味を持った」程度の人が最後まで付き合える内容と分量でなければなりません。ちょうど、学会の口頭発表程度の内容と分量が適当でしょう。また、論旨を誤解なく伝えるため、最初から順番に読んでもらうような構成で書いてください。
  3. 付録は辞書的に詳しく
    付録は「必要な人が、必要なところだけ読む」部分ですから、どこから読みはじめても読めるように、項目ごとに完結している必要があります。紙のメディアと異なり、本文に対して、付録が巨大になっても全く問題はありません。むしろ、誰かが興味を持つ可能性のある情報は、すべて付録に収録するつもりで書くのが良いでしょう。
  4. アニメーションをうまく使う
    Web 上の図は、通常の印刷論文の図に比べて、空間解像度はかなり低くなりますので、一度にたくさんの情報を表示することはできません。その代わり animation gif などで時間的に画像を切り替えることにより、多くの情報を見やすく表示することも可能です。
  5. 数式について
    今のところ、Web上で数式を扱う決定的な方法がありません。
    「ながれマルチメディア98」では
    1. 文章から独立した数式 -> gif を使う
    2. 日本語本文中の数式、記号 -> 日本語フォント(2バイトコード)を使う
    3. 英語本文中の数式、記号 -> Symbol フォントを使う
    という方法をとりました。3の方法は Windows以外の OS 上では、正常に表示されない文字があります。