現在,(一財)電力中央研究所では,火山噴火に随伴した火砕流や降灰輸送や強風時の海塩粒子の内陸域への侵入など自然災害が電力設備に与える影響を評価し,予防的対策・被害低減対策の立案などに反映することを目的として,大規模混相流を対象とした現象解明や評価技術の開発を進めています.この手段としては,室内実験・屋外観測や数値シミュレーションを用いており,外部の先進技術を取り入れるとともに,インハウスで最先端の要素技術の開発を行っています.
このような要素技術の開発やその応用を通して,以下のような研究に携わり,大規模混相流の素過程解明や評価技術の開発を担当する研究者を募集します.
特に,土木・建築・機械工学などにおける混相流や乱流に関する実験・計測手法・数値解析に関する専門的背景を持ち,現象理解のための基礎研究のみならず対策技術の構築などへの応用研究にも熱意を持って取り組める研究者を歓迎いたします.
研究員 1名
(一財)電力中央研究所 地球工学研究所(千葉県我孫子市)
土木工学,建築工学,機械工学
大規模な混相流現象を伴う自然ハザードの評価
原則として採用時に修士・博士課程修了した新卒者
随時
URL (https://recruit.denken.jp/kadai/detail55.html)